福岡市北崎地区の「北崎花き青年部」の皆さんと新たな商品の開発として取り組んでいる「ボックスフラワー」
花農家がつくる「ボックスフラワー」をさらに価値あるものにするために、
有名なフラワーデザイナーの紙谷昌弘先生に、大阪から北崎地区へ9月にお越しいただきました。
紙谷さんは、英国王室関係やカンヌ映画祭のパーティ装花などを手がける「McQueens」での勤務を経て、
多数の有名一流ブランドの花の装飾を担当される等、
豊かな感性でアーティストとして活躍されながら
大阪市でフラワーショップ「LOTUS flowers」を経営されています。
福岡市にお越しになることも、まして、北崎地区へお越しになるのもはじめてで、
花農家さんにお会いされることを大変楽しみにしてくださっていました。
花農家さんが生産された花を生けることに感動しながら、
実際にプロとして販売されているボックスフラワーの制作方法を伝授してくださり、
一つ一つの工程と、その理由まで丁寧にレクチャー。
みなさん、真剣に聞き入ってます。
生産者としての「花」と
その花を商品にする花屋としての「花」
紙谷さんの「お客様」を意識した商品づくり、
花の扱い方や見せ方に花農家のみなさん、新たな発見がたくさんあったようです。
実際にお店で実施されているお客様への心配りや商品のこだわり等
これから北崎の花農家さんたちがどう取組むべきかのヒントがたくさんありました。
レクチャーが終わったら、花農家さんそれぞれが「ボックスフラワー」づくりへ!!
紙谷さんが見守る中、どのようなシーンで、どのようなお客様へお届けするのかイメージしながら
ボックスフラワーのためのお花をセレクトします。
花農家さんたちが集まるのですから、新鮮なお花がたくさんです。
会場がまるで「お花屋」さんのようでした。
最初は緊張した面持ちだった花農家の皆さんも
実際に花を手に取っていくと少しづつ柔らかい表情に。
さて、どんなボックスフラワーが出来るでしょうか?
次回へ続きます!